この記事は、次のような人におすすめです。
- これからフリーランスになる人
- 起業したい職業・職種が決まっている人
- 職業別の独立の仕方を知りたい人
「フリーランスとして独立したい!」と思ったときに、気になるのは「どうやったらなれるのか?」ということ。
漠然と「フリーランスになる方法」と言っても、実際には、職業・職種によって異なります。
そこで本記事では、以下の内容をご紹介します。
- フリーランスになりやすい職業
- 職業別のスキルの身につけ方
- 職業別の仕事の獲得方法
記事を読むと、なりたい職業で必要なスキルや、仕事の取り方が簡単にわかります。そのため、独立・起業までの計画が可能に。フリーランスとして活躍するために、ぜひ参考にしてください。
目次
ライター系職業でフリーランスとして独立する
フリーランスを目指す方にとって、参入障壁の低い職業の1つが、ライター系です。ライター系職業でフリーランスになるポイントについて、次の3点を紹介します。
- ライター系の職業の種類
- ライター系のスキルの習得方法
- ライター系の仕事の取り方
それぞれの内容について、以下で解説していきます。
ライター系の職業の種類
ライター系の職業・職種の中で、特にフリーランスや独立・起業に向いているのは、次の2つです。
- Webライター
- 編集者・ディレクター
Webライターとは、メディアの運営者から依頼を受けて、記事を執筆する仕事のこと。掲載媒体は、企業のオウンドメディアや、個人運営のサイト・ブログなど様々です。
編集者・ディレクターは、発注者(メディア運営者)とライターの間に入る、中間管理職のような役割。編集者は、記事の内容や文章のチェックと修正が主な仕事です。場合によっては、ライターへの指示を行うこともあります。
ディレクターは、記事の内容だけではなく、サイト全体に対する責任のある職業です。たとえば、閲覧数や、サイト経由での購入・申込数などを上げることも、ディレクターの仕事。
編集者とディレクターは、必ず分かれているわけではなく、1人で行う場合もあります。
ライター系のスキルの習得方法
ライター系職業で独立するためのスキルの習得方法は、主に次の3つです。
- ライティング講座・セミナーで学ぶ
- 記事添削サービスを受ける
- 書籍で独学で学ぶ
ライティングに特化した講座やセミナーは、数多く開催されています。オンライン上だけで受けられる授業が多いのも特徴です。
記事添削サービスは、実際に自分が書いた文章をチェックしてもらい、直すべき箇所を教えてもらうもの。体系的に全体を学ぶ講座と比べると、記事添削の方が、より実践的な学習となります。
また、ライティングに関する書籍は多数出版されているので、独学するのも1つの方法です。
ライター系の仕事の取り方
ライター系の職業でフリーランスとして仕事を取る方法には、主に次の3つがあります。
- クラウドソーシング
- 各企業サイトのライター募集へ応募
- メディアへ直接営業や問合せ
クラウドソーシングとは、ネット上で仕事を受発注できるシステムのこと。様々なサービスがありますが、ライター系職業でよく使われるのは「ランサーズ」と「クラウドワークス」です。
クラウドソーシング上での仕事の取り方は、ライター系の場合、募集案件にみずから応募するスタイルが多いです。
クラウドソーシング以外に、各メディアや企業のサイト内で、ライター募集の掲載をしていることもあります。そのような募集へ応募するのも良い方法です。当サイトでも、ライターは募集しています。
また、ライター募集の掲載がない場合でも、自分から営業や問合せをするのも、仕事の取り方の1つ。その場合は、気になるメディアの問合せフォームから送信し、返信を待ちます。
募集をかけていなくても、良い人材がいれば採用するという会社も多いので、積極的に動いてみましょう。
IT・エンジニア系職業でフリーランスとして独立する
IT・エンジニア系職業でフリーランスになるための、3つのポイントについて紹介します。
- IT・エンジニア系の職業の種類
- IT・エンジニア系のスキルの習得方法
- IT・エンジニア系の仕事の取り方
それぞれの内容について、以下で見ていきましょう。
IT・エンジニア系の職業の種類
IT・エンジニア系の職業・職種の中で、フリーランスや独立・起業に向いているのは、次の2つ。
- プログラマー・エンジニア
- アプリ開発者
プログラマーとは、プログラミング言語を用いて、システム開発をするエンジニアのこと。コンピューターが顧客の希望どおりに作動するように、システムを組みます。
アプリ開発者の仕事は、プログラミングを利用して、Webアプリやスマホアプリを作ること。広いくくりでは、プログラマーに属しますが、アプリ開発に特化した職業です。
IT・エンジニア系のスキルの習得方法
IT・エンジニア系職業で独立するためのスキルの習得方法は、主に次の3つです。
- プログラミングスクールで教えてもらう
- Web上の学習サイトやアプリで勉強する
- 書籍で独学で学ぶ
プログラミングスクールは、実際に学校へ通うスタイルもありますし、オンライン上だけで授業を受けられるものもあります。
費用は、主催者や講師により様々。安い講座なら10万円以下、高いスクールになると40万円程度かかります。通いやすさや予算、受講者の評判などから決めましょう。
プログラミングスクールについては、他のページで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
プログラミングの勉強方法としては、学習サイトやアプリで学ぶ方法もあります。スクールに通う予算がない場合や、自分のペースで学習を進めたい場合に適した方法です。
学習サイトとして有名なものには「Progate」があります。その他にも、無料版・有料版あど、様々なサービスがあるので、使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
また、書籍で独学で学ぶのも方法の1つです。ただ、わかりやすさという点では、プログラミングスクールや学習サイトの活用を推奨します。
IT・エンジニア系の仕事の取り方
IT・エンジニア系の職業でフリーランスとして仕事を取る方法には、主に次の3つがあります。
- 友人・知人から紹介してもらう
- 各企業サイトのエンジニア募集へ応募
- プログラミングスクールの仕事紹介を活用する
IT・エンジニア系で独立した人の中には、知人から仕事を受注している人も多いです。本人からの依頼はなくても、エンジニアが必要な企業を紹介してもらえる場合もあります。そのためには、普段から関係を構築しておくのがポイントです。
知人からの紹介以外には、各企業サイトのエンジニア募集へ、みずから応募するのも良いでしょう。
また、プログラミングスクールでは、フリーランスとしての仕事を紹介しているところもあります。そのようなサービスの活用を活用するのも、仕事の取り方の1つです。
デザイナー系職業でフリーランスとして独立する
デザイナー系の職業・職種でフリーランスになるポイントについて、次の3点を紹介します。
- デザイナー系の職業の種類
- デザイナー系のスキルの習得方法
- デザイナー系の仕事の取り方
それぞれの内容について、以下で説明していきます。
デザイナー系の職業の種類
デザイナー系の職業・職種の中で、フリーランスや独立・起業に向いているのは、次の2つ。
- イラストレーター
- Webデザイナー
イラストレーターとは、絵を描く職業のこと。Webサイトのヘッダー画像や、キャラクターやアイコンの他、解説に使う図解の作成などもあります。発注主は企業だけではなく、個人ブログで使うイラストの依頼も多いです。
Webデザイナーの仕事は、メディアやサイトのデザインをすること。レイアウトや色などの見た目を決定し、プログラミング言語を用いて、そのデザインを実現します。
デザイナー系のスキルの習得方法
デザイナー系職業で独立するためのスキルの習得方法は、主に次の3つです。
- スクール・セミナーに通う
- Web上の学習サイトやアプリで勉強する
- 書籍で独学で学ぶ
デザイナー系に必要なスキルは、主に2つあります。イラストレーターなら、画像処理ソフト(IllustratorやPhotoshopなど)の利用技術。Webデザイナーなら、プログラミングスキルです。
これらを学ぶには、やはり、スクール・セミナーに通うのがポピュラーな手段。プログラミングスキルなら、学習サイトで勉強することも可能です。
また、画像処理ソフトに関する書籍は多数あるので、独学で学ぶこともできるでしょう。
デザイナー系の仕事の取り方
デザイナー系の職業でフリーランスとして仕事を取る方法には、主に次の3つがあります。
- クラウドソーシング
- SNS・ブログからの受注
- 知人からの紹介
クラウドソーシングは、デザイナー系の仕事の取り方としても、よく利用されています。その中でも、イラストレーターが頻繁に使うのは「ココナラ」。
ココナラでは、出品者が自分で価格を決めて販売することが可能。作風を見せながら、価格に納得する人から、イラスト作成を受注できます。
クラウドソーシング以外に、自身のSNS・ブログ経由の申込みも多いのが、デザイナー系の特徴。過去の作品をSNS等にアップすることで、その画風やデザインを気に入った人からの問合せが入るのです。
また、デザイナー系のフリーランスでも、知人からの仕事を受注する人は多いです。メディアやブログを運営していても、自分ではイラストを描けなかったり、図解が難しかったりするものです。
そんなときに、期待を超える仕事を提供できれば、継続依頼にもつながります。
クリエイター系職業でフリーランスとして独立する
クリエイター系職業でフリーランスになるための、3つのポイントについて紹介します。
- クリエイター系の職業の種類
- クリエイター系のスキルの習得方法
- クリエイター系の仕事の取り方
それぞれの内容について、以下で見ていきましょう。
クリエイター系の職業の種類
クリエイター系の職業・職種の中で、フリーランスや独立・起業に向いているのは、次の3つ。
- カメラマン
- YouTuber
- 動画クリエイター・映像クリエイター
カメラマンは、動画や写真を撮影する職業です。大きく分けると、依頼されて撮る仕事と、芸術・アート作品として撮る仕事があります。
依頼されて撮るものは、広告宣伝用や、サイト掲載用、人物写真など。アートとして撮るものは、動画・写真自体を作品として、展示や販売を行います。
YouTuberは、動画をWeb上にアップすることで収入を得る職業です。再生回数により広告収入を得たり、企業がスポンサーになったりすることで、収益を上げます。
動画クリエイター・映像クリエイターとは、動画・映像を作る職業のこと。細かく分けると、動画の企画や撮影・編集・CG作成など、多様な仕事があります。
たとえば、上記のYouTuberが、自分で撮影・編集をせずに、動画クリエイターに外注することも可能です。
クリエイター系のスキルの習得方法
クリエイター系職業で独立するためのスキルの習得方法は、主に次の3つです。
- スクール・セミナーで学ぶ
- 映像制作会社で経験を積む
- 書籍で独学で学ぶ
クリエイター系で必要なスキルは、カメラマンならカメラに関する知識や撮影スキル。YouTuberや動画クリエイターなら、機材を扱う技術の他、動画の編集スキルも必要です。
これらのスキルを習得する方法の1つは、スクール・セミナーです。写真撮影に関するセミナーは、初心者向けから上級者向けまで、多数開催。YouTuberを育成するスクールもあります。
また、映像制作会社の中には、未経験者でも応募可能な会社もあります。そのような制作会社で、少しの期間、経験を積むのも1つの方法です。
なお、カメラについて扱う書籍はたくさんあります。独学で知識を身につけ、撮りながら腕を磨いていくことも可能でしょう。
クリエイター系の仕事の取り方
クリエイター系の職業でフリーランスとして仕事を取る方法には、主に次の3つがあります。
- 知人からの紹介
- Webサイト・SNS・動画からの受注
- 映像制作会社での実績からの問合せ
クリエイター系職業の仕事の取り方でも、知人からの紹介は多いです。たとえば、人物撮影であれば、知らないカメラマンよりも、親しい知人の方が、良い表情を引き出しやすいというメリットもあります。
Webサイト・SNS・動画からの問合せ・申込みが多いのも、クリエイター系ならでは。過去に撮った作品をWebにアップすることで、それが作品集となります。作風やテイストを、広く知ってもらうことが可能。それを気に入った人や企業からの仕事を受けられます。
また、映像制作会社で経験を積む場合は、そこでの実績も営業活動に使えます。個人で活動するより大きな実績を残しやすいので、充分に活用しましょう。